修理ができないスマホってどんな機種?iPhoneとAndroidスマホの違い

画面割れ、バッテリー膨張、水没など、町の修理店で修理ができない機種ってどんなスマホでしょうか?

もし、あなたのスマホの画面が割れたとき、充電ができなくなった時、あなたなら、どうしますか?

選択肢はおそらく二つ。
①契約しているキャリアへ持っていく
②町の修理屋さんを検索して持っていく

①の契約しているキャリアへ持っていくは、携帯補償に加入していれば「交換」してくれるサービスがあるのでそのサービスを利用される方が多いと思います。

②の町の修理屋さんを検索して持っていく、は携帯補償に入っていても日にちがかかったり、データが消えてしまうのでキャリアへは行かずに即日修理をしてくれる修理店を探すと思います。

結論から言うと国産Androidスマホと国産Androidタブレットは、ほとんど修理ができません。

理由は簡単です。

部品が流通していない


からです。

例えばAppleのiPhoneやサムスンのギャラクシー、HUAWEIなど、世界的にシェアの多いスマートフォンは部品自体の流通も多いので修理ができます。
一方で、シャープのAQUOSシリーズ、富士通のArrowsは、言ってみれば国内でのシェアは大きいですが、あくまで国内でのシェアが多く世界的に使われている
スマートフォンではありません。

なので、必然的に部品自体の流通が少ない、というより「ない」といった方が
正確かもしれません。
では、AQUOSシリーズや部品が流通していないスマートフォンの機種はどうやって修理をしているのでしょうか?

町の修理店でのお話しになりますが、中古品を分解したパーツを使用しています。
そう、使い回しですね。

なので、ランクも中古Aランク、Bランクなどに分けられています。
新品未使用の部品が流通していないので、分解した部品が出回っています。
それも数量は決して多くはないので、すぐにSOLDOUT。

バッテリーも同じです。
中古バッテリーなので最大容量は100%ではありません。
当店では、品質を重視しているので、「この部品なら大丈夫」と自信を持って
お客様へ納品できる物ではないとその部品は使いません。
お客様からの修理のご依頼もお断りせざるをえません。

そして、数が少ないということは中古部品であっても高額です。

驚くほど高い。

もし、修理をしても部品代プラス工賃でうん万円!!

いや、買い替えた方が安くつくよねって話しです。

国産スマホは安くて高性能だけど、携帯補償に加入するか、万が一壊れても修理ができない覚悟の上で購入することをおすすめします

当店へのAndroidスマホ修理のご依頼は大変多く、最近では上記AQUOSシリーズの画面割れ、バッテリー膨張などでのお問い合わせが増えておりますが、

ほとんどご対応できない機種、または、部品がいまいちなのでお断りさせていただくほうが多いです。

ここで疑問が湧いてきませんか?

「ソニーのXperiaはどうなの?」

と。

ご想像の通り、SONYのエクスペリアは世界的に認知度が高いスマートフォンです。
(サムスンやHUAWEIほどではありませんが)
なのでXperiaに関しては部品は流通しています。

いますが、やはり国産Androidスマホの部品は何度も言いますが

高い


修理代金が高いのはそのためです。

機種変更や新規でスマートフォンを購入される場合は、「壊れた」時の

ことも少し頭に入れておくといいかもしれませんね。